› 自然・山部会です › 2013年12月02日

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Posted by 滋賀咲くブログ at

2013年12月02日

第4回森づくり塾2

夕日ヶ丘(向山)の古墳の様子
こんもりと丸い小山になっているところの様子から古墳とされていました。
樹木や土砂に埋もれています




4枚の大きな岩が並び、横にすこし隙間のあいている大きな古墳
すきまからのぞいてみると中はかなり広いようです


特別に許可をもらって中に入ってみると
大人一人手を広げてもまだあまるほど大きな内部でした。


見事に曲線を描いている須恵器の破片


 ふるさと農道整備の時の発掘調査では(下の写真)=講義の時の画像
 須恵器粘土が採掘された跡がみつかったそうです。

今はふるさと農道として車が行き交う道路を歩きながら
生き生きと暮らす人たちが住んでいたと思うと感慨深くなります。
地元野洲に住んで、地域の歴史を学び、知れば知るほど、ますます野洲が好きになったという人がふえました。

   最後にふりかえりアンケートに書いてあったひと言!!
  窯の火が夕日と競演したのか向山
 秋晴れの山の紅葉目にしみる
 里山を歩いて、新たな発見かな






  


Posted by ここあ at 21:38Comments(0)森づくり塾

2013年12月02日

第4回森づくり塾1

12月1日(日)第4回の森づくり塾を開催しました。
今回の会場はいつもの城山館を変更してコミセンしのはらの研修室になりま
した。
野洲市環境課からは福山氏、サンケイ新聞を見てこられたF氏も来られて
26名の参加者。
年4回開催している「森づくり塾」も今回が最終の講座です。
今回は野洲市文化財保護課の福永清治氏をお迎えして地元「里山の歴史・
古墳探索」の講義。

午前中は映像を見ながらの講義で福永先生のわかりやすい解説に耳を傾けていました。

野洲の一地域にある小さなお山と言っては失礼なんですが「夕日ヶ丘」に眠れる(埋もれる)数々の古墳、土器の話に
徐々に興味深々となり、遠い昔・いにしえへと思いを巡らせ、いにしえ人がいきいきと生活している様を思い浮かべていました。

午後からは現地へ赴いての講義。
北風が吹く中、たんぼ道からふるさと農道を横切って山麓へ。
                
土器を作っていた窯跡について    夕日ヶ丘登山口から向山に登る


夕日ヶ丘(向山)の全景写真(講義の映像より)

     
夕日ヶ丘古墳群、穴蔵古墳群には1号から21号までの古墳があり、近年の新幹線工事で須恵器など多くの土器が見つかっている。

また戦国時代の向山城の縄張り図面を見ながら現地確認作業。
虎口跡もあり、古墳を櫓台として使われていた可能性もあるとのこと。人々の生きざまを伺いしることができました。



NEXTあり
しばらくお待ちくださいm(__)m

  


Posted by ここあ at 10:55Comments(0)森づくり塾