› 自然・山部会です › 2012年12月

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Posted by 滋賀咲くブログ at

2012年12月24日

やまやまにゅーす



      
 (このやまやまニュースはこのサイト用に編集していますのでご了承ください)

12 月1日(日)定例山作業 「山部 会の森のくぼみ補修作業」
16人参加でたちまち補修ができました。なんといっても森林組合から借りた軽ダンプが威力を発揮しました。
      
力をあわせて     軽四ダンプでくぼみへ     大きなくぼみが平らに



12月18日(火)平日山作業「間伐作業体験」
15人参加、村田製作所からも2人参加。
小堤桜公園の近くの林で行い、チエンソーを使い4本の木を伐採。
杭を作る長さに切りそろえ、処理しました。
作業後、山部会の森に戻り、使ったチエンソーの手入れをしました。
       
チェンソーで伐採  「山部会の森」の看板用のヒノキ  きれいに片付いた倉庫



12月8日(土)大篠原「漁民の森」の草刈り 9人参加
  



12月9日(日)第4回森づくり塾 20人参加
「山の境界争いの”境界”を探索」
前銅鐸博物館館長の古川氏から午前中、講義を受ける(城山館で)
  
             境界の印として掘られた堀切らしいところで
             記念撮影
  


Posted by ここあ at 20:39Comments(0)やまやまにゅーす

2012年12月14日

第4回 里山「森づくり塾」その2

午後からは現在の里山の地図と照らし合わせ探索に出かけました。
(当時の絵地図)



 古川講師の説明     
新林道脇には地元の郷土史会が調査して建てられた
標識があり「山境の”堀切”をところどころに設けた」と記されています。


  
「山争いの境界」は山の中の尾根を分断して堀切がつくられました。
たぶんこの状態からみると境界として作られた堀切ではないかと
思われるが場所が随所に見られました。
300年以上前のことですが、切実感ある住民の思いはこれで
届いたのでしょうか。

途中には城山城あとの堀切
があり、古川講師より石垣などについて説明がありました。
山城といえど立派な石垣があり堀切は敵兵を寄せ付けないほどの深さに
なっていて「境界争い」の堀切とは格段の差があるというのがよくわかります。


里山の歴史を深く知れば知るほど、”おらがやま”への愛着があります。
ときおり、粉雪がちらついたりしていましたが、里山歩きを楽しみ「第4回森づくり塾」も笑顔で終わることができました。皆さん、ありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています。
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Posted by ここあ at 10:23Comments(0)森づくり塾

2012年12月14日

第4回 里山「森づくり塾」 その1

年4回開催している森づくり塾は最終の講座となり
12月9日(日)に開催しました。
参加者は20名


銅鐸博物館で今年の3月まで館長をしておられた古川世志継氏を講師にお迎えして「城山の歴史をめぐって」ー境争論を中心にー大篠原・小堤・辻町に起きた境界争いについてお話をお聞きしました。
   
歴史は古く約300年前の絵図や京都町奉行の栽許状などの説明もありました。
     
 立合絵図 
           
 裁定絵図

その時出された京都奉行所の裁許状には
絵図を見せ地面を見分させて、山境を極めて
ところどころに「堀切」を掘らせて今後はこの「堀切」を両村の境として
お互いに越境せず、裁許の趣旨をしっかり守るべきであると書かれています。


こういった絵図や文書が残っていたので、先人たちの暮らしぶりがわかり
大変興味ある講座となりました

その2へ続きます  


Posted by ここあ at 09:51Comments(0)森づくり塾

2012年12月03日

12月の定例山作業

カレンダーを一枚破って12月に変えると、あわただしさを感じるだけでなく
ふとなんとなく一抹の寂しさを感じる不思議な季節です。

12月の最初の山作業は「山部会の森」入り口に大きく陥没しているところの
補修作業です。
生産森林組合からは軽四ダンプを出してくださり作業がはかどりました。
 

 土を積み込み 

   ダンプで運んできて

  みんなで均して

   




                               ストンと落ち込んでいた穴は
                               すっかり平らになりました。


   
 

   

ついでに
落ち葉をいっぱい集めて
”カブトムシの寝床”に入れる


ふかふかベッドになりました。
どうぞ、来年の夏にはたくさんの
カブトムシたちが来てくれますように (^_-)-☆














作業も終わって暮れゆく秋の里山をながめながら歩いている
帰り道には 赤い小さな「フユイチゴ」園が!!
      
まだほんのり酸っぱいけどぽいぽいと口にいれて
味わい、楽しみました。こんな山作業の一日でした。  


Posted by ここあ at 06:17Comments(0)定例山作業