第4回 里山「森づくり塾」その2

ここあ

2012年12月14日 10:23

午後からは現在の里山の地図と照らし合わせ探索に出かけました。
(当時の絵地図)



 古川講師の説明     
新林道脇には地元の郷土史会が調査して建てられた
標識があり「山境の”堀切”をところどころに設けた」と記されています。


  
「山争いの境界」は山の中の尾根を分断して堀切がつくられました。
たぶんこの状態からみると境界として作られた堀切ではないかと
思われるが場所が随所に見られました。
300年以上前のことですが、切実感ある住民の思いはこれで
届いたのでしょうか。

途中には城山城あとの堀切
があり、古川講師より石垣などについて説明がありました。
山城といえど立派な石垣があり堀切は敵兵を寄せ付けないほどの深さに
なっていて「境界争い」の堀切とは格段の差があるというのがよくわかります。


里山の歴史を深く知れば知るほど、”おらがやま”への愛着があります。
ときおり、粉雪がちらついたりしていましたが、里山歩きを楽しみ「第4回森づくり塾」も笑顔で終わることができました。皆さん、ありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています。


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